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「ラノララクより西方を望む」
かわいらしい花も咲いている
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「プナパウ付近より東方を望む」
人工のものが見当たらない
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「アキヴィ付近より南方を望む」
痩せた土地で高木はほとんどない
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「タハイ付近より西方を望む」
海は本当に真っ青で美しい
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●イースター島の気候 |
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南緯27度に位置するイースター島は緯度的には日本の沖縄とほぼ同じで比較的温暖な亜熱帯性気候域に属する。南半球にあるがゆえ日本とは季節が逆になるが四季の移り変わりも感じることができる。
11月から4月が夏で乾季、5月から10月が冬で雨季にあたる。絶海の孤島であるため海風が強く、実際より体感温度は低く感じられる。通り雨のあとに現れる美しい虹は青い海と緑の大地に映え、モアイとともに記憶に残る風景を作ってくれる。 |
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●イースター島の植物相 |
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3000年以上前の時代、イースター島は原生のままの自然で40種類以上の樹木の森で覆われていたと分析されている。
イースター島に最初の居住者がついた頃、彼らはタロいもやさとうきび、バナナ、ココナツなどを栽培した。島の人口が増えるにつけ農作物の作付けを増やすために畑を広なければならず、そのために行われた焼畑や森林伐採は土着の植物相を急激に消失させることになってしまった。
もともと保水の悪い島の土壌に加え、焼畑で森が消失したことでさらに土地は乾き荒廃していった。近代になってとうもろこし、じゃがいも、メロン、大豆などが栽培されるようになっている。自生種は30数種が保存されており、なかでもトロミーロは民芸品に使われる良く知られた種である。
しかし絶滅種とされており現在は再導入過程にある。現在のイースター島は基本的にユーカリなどで構成された林が散在する牧草地に覆われた乾燥地ではあるが、チョチョと呼ばれる黄色い可愛い花やハイビスカス、ひまわりなど南国の花も咲いている。 |
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●イースター島の動物相 |
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イースター島は外界から孤立しているため家畜として馬・牛・ニワトリ・犬・ネコがいるほかは鳥と魚くらいしか動物はいない。これは森林伐採による自然環境の悪化も原因しているようだ。
鳥はオオカモメや軍艦鳥や熱帯の鳥タバケなどがやってくる。海洋動物は種類が多くアカラナというロブスターやナヌエ、ポーポといった食用魚、ハリセンボンやチョウチョウウオといった観賞魚も見ることができる。海中にいる巻貝はイースター島民が首飾りなどにつかう。 |
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