●イースター島の生活 |
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イースター島の南西部に位置するハンガロア村が唯一の集落であり、イースター島の機能のすべてがここに集約されている。人口はイースター島全体でおよそ3000人。役所、学校、ホテル、病院からレンタルビデオ屋、ディスコに至るまでおおよそ生活に必要と思われるものは揃っていると言っていい。ただし日本や欧米のそれと同等のレヴェルを期待してはいけないというものだ。 |
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●イースター島の産業 |
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イースター島の産業は主に観光と漁業・農業である。観光に関しては当然のことながらホテルや民芸品、ツアーガイドなどモアイに関連する産業が主軸となっている。
他にはスキューバなどのマリンスポーツも若干ながら存在する。漁業に関してはイースター島には小さな船舶が停泊できる港がふたつあり近海漁業の拠点となっている。
農業に関してはイースター島は痩せた土地のため農作物を栽培するのに適しているとは言いがたいがとうもろこしやアボカド、かぼちゃなどを手がけている。 |
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●イースター島での交通手段 |
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イースター島での交通手段は車・バイク・馬・自転車などがある。観光用にはタクシーやツアー用のマイクロバスを使うことが多い。タクシーは料金メーターがついていないのでハンガロア村から出る場合は料金支払いに関する交渉が必要となる。
レンタカーもあるが国際免許が必要なので注意。イースター島内の道路はほとんどが舗装されておらず信号もないが車が走っているところに出くわすことがほとんどないような状況ではある。 |
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●モアイ以外のイースター島の観光 |
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当然のことながらイースター島での観光はモアイの見学ツアーなのであるが、そのほかにもレジャーと呼べるものが結構あり意外と楽しめる。
●スキューバダイビング
ハンガロア村の近くにある入り江に2軒のスキューバショップがあり、ここで受付をしてくれる。ガイドさんが海底の美しいスポットを案内してくれる。道具はショップで一式貸し出してくれる。
●クルージング
小型船によるイースター島近海の散歩。ハンガロア村の入り江から出発し鳥人伝説の儀式で知られるモツヌイの小島とマケマケ神の壁画がある洞窟を訪ねる。
●ホースライディング
馬はイースター島での日常的な交通手段のひとつである。ホツマツア・ホテルの横で借りることができ、ガイドが馬によるゆったりとした観光をさせてくれる。自分だけでは見つけることのできないような岩絵や壁画に案内してもらえる。
●その他のアウトドアスポーツ
上記以外にウインドサーフィン、水上スキー、スポーツフィッシングなどが可能。また水泳、テニスなども楽しむことができる。 |
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●イースター島での食事 |
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イースター島のホテルで出される食事は肉や魚に塩、こしょうをふって焼いただけというような割にそっけないものが多いが、海産物は豊富でまぐろやかつおをさしみで出してくれたりもする。
アボカドが嫌というほどでてきたりするが味はよい。さしみを食べるにもアボカドを食べるにも醤油とわさびは是非持参したい。
水はミネラルウォーターを購入するのが無難。ただし炭酸入り(コンガス)と普通の水(シンガス)があるのでラベルをよく確認して購入すること。 |
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●イースター島での買い物 |
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イースター島の買い物はやはりモアイがモチーフの民芸品がお勧め。中でも島民が手作りした木彫りや石彫りのモアイはとてもよくできており、贈り物や部屋飾りとしても十分使える。
他にはキーホルダーやTシャツ、ポストカードなどがある。日常生活の買い物は魚や野菜を売る市場のほか小売店・コンビニらしきものもある。通貨はチリではペソだがイースター島ではペソと同等レヴェルにUSドルも流通している。
1USドルが約400ペソとなる。物資はほとんどを本土からの輸送に頼っているため物価は安いとは言えない。コーラが1ドル、コーヒーがホテルで2〜3ドルといったところ。 |
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